京都 建仁寺塔頭 両足院
今年も両足院の「半夏生(はんげしょう)」の見頃の時期がやってきました。
以下の写真は昨年6月下旬に訪れた時のものです。
「半夏生」夏至から数えて11日目にあたる日(今年は7月2日)を暦上そう呼びますが その時期に半夏生の花が咲く時期からだともいわれています。
葉の一部が白くなり 化粧をしているように見えることから「半化粧」➡「半夏生」となったとも言われています。
両足院の半夏生も来週末からが丁度見頃となるようです。
一瞬ユリの花が咲いているように見えますが 近づいていくと葉っぱの先の表面だけが白くなっていて不思議な感じですよ。
池の周りに群生する様子は可憐で上品です。
拝観料600円の他に500円お支払すると庭園に降りて間近にお花が見れて茶室でお茶と和菓子を頂けます。
折角ですのでお庭をゆっくり散策してお茶でほっこりしましょう!
半夏生という和菓子とお抹茶
京都市バス 東山安井から徒歩5分
京都 三室戸寺に紫陽花を見に行ってきました
梅雨の晴れ間に紫陽花を見に行ってきました。
京阪宇治線 三室戸駅徒歩15分位 西国三十三カ所十番札所「三室戸寺」
紫陽花とツツジでも有名です。
9時半到着しましたがすでに沢山の方が参拝に来られていました。
拝観料 500円
まずは急な階段を登って本堂に向かいます。
狛蛇「宇賀神」
財運、金運の蛇神で頭は老翁、体は蛇で撫でると財運がつくと言われています。
ちょっと不気味です。
狛ウサギ「福徳兎」
御影石の大きな玉を抱いていますが その中に卵型の石があり、それが立てば願いが叶うと言われています。沢山の方が並んでいました。
狛牛「宝勝牛」
開いた口の中に玉があり、撫でると勝ち運がつくと言われています。
「本堂」
本堂前で心願成就、家内安全等書かれた線香が1本100円で購入できます。
7,8月には本堂前の蓮が綺麗な花を咲かせるようです。
「三重の塔」
本堂東側に鐘楼もあります。1回100円です。
いよいよあじさい園へ
紫陽花だけではなく入って左手奥に新緑が目に眩しい庭があります。
まだまだ見頃には時間がかかりそうです。3分咲き程度でしょうか・・・
例年より10日位遅れている感じですので来週末ぐらいが見頃かなと思います。
今年はハート紫陽花が見つけられなかったので この写真は昨年のです。
ハート紫陽花を見つけられると恋愛成就と言われています。
昨年の丁度見頃時期です。
庭の茶屋で頂けます。
日中暑いくらいでしたが 日陰は風が心地よく感じられました。
その風でそよそよ揺らいでいる色とりどりの紫陽花は可憐で涼しげです。
6月10日から25日の土、日のみライトアップも行われます。
1万株の紫陽花が見頃を迎えると圧巻の景色となりますのでお見逃しなく!
京阪宇治線 三室戸駅徒歩15分(駅からずっと緩やかな坂道です)
京阪、JR宇治駅から臨時バス「あじさい号」が運航されます。
京都 レトロ喫茶「築地」でお茶しました。
週末の仕事終わりに「築地」でゆったりとお茶しました。
四条河原町一筋上がる東入にあるレトロな雰囲気漂う老舗喫茶店です。
学生時代から落ち着きたい時にはよく利用していました。
西部劇に出てくるような扉を押して入りギシギシ軋む階段を登った2階が私は好みです。
赤い布張りの椅子や内装、クラシック流れる店内は何十年変わらないので安心落ち着ける場所です。
名物ウインナー珈琲(600円)を飲みながら本を読んで時間を過ごすのが好きです。
生クリームたっぷりのココアも美味しいですよ。
スタバやドトールもお手軽で良いのですが時々は築地の様な喫茶店で静かな時間を過ごすことが贅沢ですよね。
至福の時間~~
近くのレトロ喫茶 木屋町四条下がる「フランソワ」
上品なおば様たちが集うサロンの雰囲気です。
築地より年齢層は高めの様な気がします。
ケーキセットがおススメです。
近くのレトロ喫茶 木屋町四条上がる「ソワレ」
全体的に照明が青っぽくて何だか怪しげですが歴史のある老舗喫茶店です。
東郷青児の絵画を眺めながら名物ゼリーポンチをどうぞ!
京都 桃山~中書島 酒造の街 伏見を歩く
酒造メーカーが点在していて徒歩20分の間に見どころ満載です。
まずは「鳥せい 本店」
築100年の酒蔵を改築した店舗で安くて美味しい焼き鳥が食べられます。
酒メーカー神聖酒蔵より蔵出し原酒等々美味しいお酒もいただけます。
なにより鶏料理ですので料金も良心的で蔵出し原酒 最高です。
ランチタイムも営業しています。
混んでいますので昼夜とも待ち時間は仕方ないですね。
「伏水」
鳥せい斜め向かい「べんがらや」
予約の取れないおでん専門店さんで有名です。
テレビに紹介されてますますの様で私は残念ながらまだ入店したことはございません。
是非近いうちに訪ねたいと思います。
べんがらや から歩くこと2,3分
酒蔵カフェ「伏見夢百衆」
月桂冠の旧本社を改装したレトロカフェ
メニューには日本酒きき酒セット、日本酒スイーツ、名水を使用したコーヒー等々
店内にはお土産もありです。
夢百衆からすぐ
「月桂冠大倉記念館」
入場料300円できき酒や日本酒の歴史が見学できます。
180mlの日本酒のお土産付きですので入場料300円はお得だと思います。
大倉記念館からすぐ
伏見十石船の乗り場があります。
桜の時期は賑わいますが新緑のこの時期は静かにゆったりと楽しめるのでお勧めです。
十石船乗り場向かい「長建寺」
枝垂れ桜の時には凄い人で賑わいます。
和尚さんが独特です。
伏見ではずせないのが「寺田屋」
ご存知坂本龍馬暗殺未遂事件のあった旅籠です。
現在も営業中です。中を拝見するのは400円必要ですが周囲は無料で見れます。
いつも沢山の観光客が撮影されています。
他に黄桜カッパカントリーや伏見御香宮、乃木神社、桃山御陵等多くの観光地があり
1日ゆっくり時間をかけて観光、呑み食い出来ますし祇園や岡崎に比べて穴場的だと思います。
京都 初夏の羊羹 購入しました。
6月に入り夏限定の羊羹が和菓子屋さんから続々と出ています。
まずは鶴屋吉信の「紫陽花」 1,188円 6月下旬までの販売
上の部分は寒天で出来た琥珀羹、下の部分は小倉羹。
上部は夏らしく爽やかであっさり琥珀羹、下の粒あんの小倉羹とよく合います。
私は冷蔵庫で冷やして濃い目の煎茶で頂きました。
こちらは昨年購入した俵屋吉富「涼風のみち」 半棹972円
昨年は5層になっていましたが今年はリニューアルされて更に涼しげなピンクとブルーと透明の琥珀羹となったようです。
機会があれば今年も購入したいと思います。
あと有名なのは6月1日から発売中の甘春堂「天の川」があります。
どちらの商品も夏らしく見た目も涼しげにお味はあっさり甘さ控えめとなっています。
夏も和菓子は健在です!
中村藤吉さんのアイスを並ばずに食べました。
JR伊勢丹京都 SUVACO2階 「中村藤吉NEXT」
3階にも中村藤吉 京都店がありますが こちらは待ち時間が1時間ということがよくあるので私はいつもテイクアウトのみの2階のNEXT店の方に気軽に行きます。
ほぼ並ばずに購入後 隣にパン屋さん等との共同イートインスペースがあるので ゆっくり座ってお話をしながら食べたいときは3階店ですが 決して綺麗なスペースと言うわけではありませんがちょっと甘いものが食べたい時にはお手軽ですよ。
カキ氷やグリーンティフロート等々もメニューにありますが今日は抹茶&バニラソフト(390円)を頂きました。
抹茶とバニラクリームに餡子と白玉がトッピングされています。
ボリューム満点で美味しくて390円はお値打ちだと思います。
11時~22時(ラストオーダー21時)と遅くまで営業しているので ちょこっと食べたいとき使いにも便利です。
京和菓子「水無月」
京の初夏の和菓子「水無月」
旧暦6月1日は「氷の節句」、「氷の朔日」と言われています。
昔この日になると御所では「氷室(ひむろ」の氷を取り寄せて氷を食べて暑気払いをしました。
今でも京都市北部鷹峯からさらに北に6キロほど行った山間部の集落があり昔は氷の貯蔵庫だったようです。
庶民には夏の氷がとても貴重で簡単に食べられるものではなかったことから氷を模った菓子が作られたそうです。
「水無月」の三角形は氷を表し、上の小豆は悪魔払いの意味があります。
京都では1年の折り返しにもあたる6月30日には暑い夏を元気に乗り切れるよう願って、氷に似せた三角形の穢れを払う「水無月」を食べます。
京都は和菓子でも季節感が味わうことが出来ます。