京都 泉涌寺山内 秋の「今熊野観音寺」
JR,京阪東福寺駅下車 徒歩10分 観光客の多くは駅を降りて右折して東福寺に参拝されますので紅葉シーズンでも泉涌寺は山内も広く比較的混雑していなく穴場です。
山内にはいくつもの塔頭が散在しており足に自信のある方がおススメです。
自家用車なら一番奥の駐車場に止めてゆっくりお参りしてください。坂道は必至ですが・・
山内の丁度中間地点に位置する今熊野観音寺は見頃と看板が出ていましたが全体に紅く色づくのは今週末くらいかなと思います。
真言宗泉涌寺派 807年に弘法大師が熊野権現の霊示を受けてこの地に庵を造られたことが始まりのようです。
「子まもり大師」
鳥居橋を渡って境内最初にお参り出来る子護大師さまです。
子供や孫さんの学業向上等を祈願します。
「五智水」
弘法大師さまが開かれたときに湧き出したお水です。
「大師堂」
以下は昨年11月23日参拝時のものです。
例年より今年は1週間ほど色付きが早いようです。お寺関係者の方もおっしゃってました。
「御詠歌 御朱印」 300円
右ページに境内に落ちていた紅葉と桜の葉っぱをあしらってみました。
拝観時間:8時~17時
京都 洛北「蓮華寺」
出町柳から京都バス17番大原行きの乗り約15分。満員のお客さんの殆どは大原を目指されています。
バス停からすぐに「蓮華寺」がひっそりとあります。
天台宗、山号を帰命山。しっとり情緒のある寺院です。
入口で400円の拝観料を払いすぐに目に飛び込んでくるのはイチョウの葉の絨毯です。
フサフサの苔の上に黄色のコントラストが圧巻です!
山門を入ってまっすぐ進むと本堂です。
観光客も少なく静寂の中 詫び寂びを感じ取れます。
写真は庭の通路からは禁止です。多分滑りやすいのと混んだ時に危険だからだと思います。それと山門左手の仏様も撮影禁止です。仏様にカメラを向けないでください、静かに手を合わせてくださいとの事です。 ごもっともでございます。
石川丈山作の池泉回遊式庭園。額縁の中の絵の様な美しさです。
池に映り込む紅葉もお楽しみ下さい。
庭の散り紅葉も美しい。
「御朱印」
左の散華が拝観券代わりに頂けます。
拝観料:400円
拝観時間:9~17時
紅葉も素晴らしいしっとり雰囲気のある寺院ですが訪れる人も少なく超おススメ穴場スポットですよ。
近くには疳の虫封じの「三宅八幡」もあります。
京都 祇園 高級イタリアン「イルギオットーネ」
予約の取れない高級イタリアン「イルギオットーネ」
1ヵ月前からしか予約受付されませんのでご注意を。
で丁度1ヵ月前の開店時間に合わせて電話! 取れました 2階の個室!!
場所は八坂の塔(法観寺)を目指して坂道を上がり、突き当りを左に曲がった場所でひっそりとした控えめな佇まい。
ライトアップで賑わっている高台寺に近いのですが異空間の様な静けさです。お上品です。これぞ京都!!
グループだったので2階の個室です。
「本日のメニュー」
事前にアレルギー等聞いてくださいます。
パンが暖められた木箱に入って登場
蓋をしておけば結構長い時間暖かく頂けました。
「水タコと秋のフルーツ 金木犀ジュレ」
タコとリンゴがこんなに合うなんて・・・
「穴子の飯蒸しとフォアグラ」
ガラスの蓋を取るとスモークが・・・ 演出も素晴らしい!!
「色とりどり野菜たち」
どれも素材の味を活かしてとても美味しいです。
「雲子と丸大根のカルタファタ」白みそ風味
京都らしくお上品な白みそ味に綺麗な色の菊の花びらが映えます。
「子持ち鮎と水菜のパスタ 柚子ソース」
絶品です!
「メイン料理」豚をチョイスしました。
周りの野菜さんたちも野菜本来のお味が美味しいです。
「お口直し」
「本日のドルチェ」
見た目サラダの様なスイーツ
個性的なスプーン付のコーヒー
シェフのこだわりで器もお料理も楽しむと言うことでお皿の端っこに料理が盛り付けられています。
お野菜が素材の味が活かされていて サラダもお洒落で美味しいです。
贅沢で素敵な時間が過ごせましたよ。
1万円のコースに少々お高いボトルワイン6500円(4人で)でとっても満足いたしました。
場所:京阪祇園四条 徒歩10分
八坂の塔を目指して歩いてください
定休日:火曜日
京都 紅葉たよりをお届けします
京都 洛東「真如堂」
京都 洛北巡りの最後は 洛東に位置する「真如堂」
四季折々の花々で参拝者を楽しませてくれますが やはり真如堂と言えば紅葉です。
三重の塔の前のモミジは紅葉始めていました。例年見頃は11月中旬頃と言われていますが今年もそのくらいでしょうか。
特に夕日を浴びた時が思わず声が出るくらいに美しいようです。
普段は静かな寺院ですが、境内が無料開放されていますので紅葉の時期は多くの方が訪れます。
「涅槃の庭」
「随縁の庭」
2010年に作庭された新しいモダンなお庭
四ツ目の家紋に因んでデザインされています。
近くには法然院、金戒光明寺、岡崎神社があります。また総門を出てすぐの所から吉田山(吉田神社)へと続きます。
これからの季節多くの観光客で賑わうことでしょう。
「御朱印」300円
市バス「[錦林車庫前」「真如堂前下車」徒歩10分位
拝観時間:9時~15時45分
拝観料:庭園500円、境内無料
京都 洛北「一乗寺降魔不動明王」
八大神社から少し坂道を登ったところにお祀りされている「不動明王」さん
赤い炎を背負って恐ろしいお顔をされているお不動さん。
降魔不動と言い悪魔を降服させるために怖いお顔をされているらしいです。
右手には「降魔の利剣」、左手には「けん索」を持ち諸悪や煩悩を焼き尽くすそうです。
けっして大きくない祠にお祀りされていますが なんだか通り過ぎる事が出来ない圧倒的な存在感ありでした。
お参り出来て良かったです。
一乗寺下り松町で市バスを降り「八大神社」「詩仙堂」「金福寺」「不動明王」とお参りしましたが 徒歩圏内には「圓光寺」「狸谷不動尊」もあります。
秋晴れの日に1日かけてゆっくりお参り、散策、紅葉狩りに洛北一帯巡られてはいかがですか。
京都 洛北「金福寺」
京都 洛北寺院巡り3カ所目「金福寺」
佛日山 金福寺は864年創建。もともと天台宗であったが荒廃して江戸時代に再興し臨済宗南禅寺派となった。
「山門」
「庭園」
写真真ん中あたりに見えるのが芭蕉庵です。
庭園横の坂道を登ったところから見える本堂
「芭蕉庵」
元禄の頃当寺で閑居していた鉄舟和尚を訪ねた芭蕉と親交深めたことから名づけたと言われています。その後荒廃していた庵を蕪村が再興しました。
「与謝蕪村のお墓」
足元の悪い山道の様な坂を登った場所にひっそりとあります。
緑、黄、赤とグラデーションが美しい
歴史小説「花の生涯」のヒロイン 村上たか女が尼僧となり波乱の生涯を当寺で終えたということです。
「御朱印」300円
拝観料:400円
静かな趣、詫び寂びと言う言葉がぴったり当てはまるお寺でした。
初夏はさつき、秋はこれから紅葉が静かに堪能できそうですね。