京都 新緑の地蔵院
洛西に位置する「地蔵院」
800年近く前に歌人藤原家良公の山荘があった場所で、1367年室町管領細川頼之が宗鏡禅師を招き建立したのが始まりです。
頓智で有名な一休さんは地蔵院近くで産まれ この院内で育ちました。
庭園は十六羅漢の庭と呼ばれていて十六羅漢の修行の姿を表しています。襖絵は細川元首相によるものです。
山門を入り竹の参道を歩いていくと本堂があります。
本堂を参拝後 右手の苔の参道を行くと庭園があります。
庭園縁側からの写真撮影は携帯電話からなら数枚大丈夫ですが 本格的なカメラは時間制限があるようでご注意を!!
それ程 本来の参拝や静寂の空間を大事にされています。マナーが悪い人には参拝お断り の様な事が書かれた但し書きがありました。
お庭を見ながら まったりお抹茶とお菓子を頂きました。
お菓子は鶴屋吉信 ソフトクッキーの様 500円
風にそよぐ青もみじを感じる静寂の中 ゆっくり拝観できました。
桜や紅葉の時季の喧騒が嘘のようにひっそりとしていて本来の寺院の姿を堪能しました。
新緑のこの季節が一番おススメですよ。
阪急上桂駅下車 徒歩10分強
京都駅より京都バス73番約1時間乗車終点下車数分
拝観料:500円
拝観時間:9時から(御朱印、抹茶は時間が変わりますので注意!)
近くに浄住寺や松尾大社、苔寺(拝観は事前申込制)があり嵐山からも近いので空いているこの時期や苔が生き生きする梅雨時に是非訪れてください。