京都 雲龍院で写経しました。
塔頭の中でも一番奥に位置して静かでお気に入りの寺院の一つです。
1372年後光厳天皇の命により開かれたお寺です。
今回は写経を納めるために参拝しました。
まず拝観入り口で拝観料、写経、お抹茶代として1,500円納めます。拝観だけなら400円です。
霊明殿に案内され写経前のお清めを受けます。
①丁子(ちょうじ)を写経を書き終わるまで口に含んで口を清めます。
②塗香(ずこう)を手に塗って身体でする3つの行為を清めます。
③しゅすいを頭の上に少し振りかけられ心から生まれる妬み等清めます。
椅子に腰かける席と正座で座る写経机席があります。
こちらの寺院は昔から朱墨で般若心経をなぞり書きしていきます。
写真撮影は禁止です。
静寂の時・・・ 約40分で書き終わりました。願い事、氏名、住所を記入して持ち帰っても良し、そのまま納経するのも良しです。
その後お抹茶とお菓子の接待は好きなお部屋でゆっくり頂けます。
私は蓮華の間で4つの窓からの新緑の景色を眺めながら頂きました。
門を入ってすぐにいらっしゃる優しい表情の観音さま
「れんげの間」雪見障子の4枚のガラスから椿、灯篭、楓、松が眺めることが出来ます。
「水琴窟」
「瞑想石」
霊明殿前には徳川慶喜寄進の石灯篭が配置されています。美しい!
「抹茶と生菓子」セットのお菓子としては珍しくお干菓子や羊羹ではありませんでした。
こちらの寺院は落ち着いていてゆっくり出来るし、1,500円に拝観料写経代お抹茶代まで含んでいてお得です。
観光シーズンでも静かで穴場な寺院です。
京阪、JR東福寺駅 徒歩20分(坂道が続きますので駅からタクシーが便利)
市バス泉涌寺道下車徒歩15分
拝観時間:9時~17時