京都 洛北「詩仙堂 丈山寺」
入口がこじんまりしていて控えめすぎて危うく通り過ぎるところでした。
元は侍であった石川丈山が徳川家を離れて京都にて文人として朱子学を学んで59歳(1641年)の時に詩仙堂を造営して31年間仙人の様な生活をおくっていたようです。
建造物は天災戦禍を逃れてほぼ造営当時のままであります。
趣のある入口
意図されているのか分かりませんが 人の顔?に見えます。
凹凸窠の詩仙の間から眺める庭園は手入れが行き届いていて何とも言えない「詫び寂び」を感じます。時間の経つのを忘れそうです。日頃のストレスも・・・
静寂の中 鹿威しのコン という音が響いていて心地よいアクセントになっています。
こちらの鹿威しは日本初と言われていますので是非庭園に降りて間近に見て聞いて下さい。
白砂に緑が映えます。これから赤が加わるともっと綺麗ですね。
少~し紅葉が色づいています。
「庭園側から見た詩仙の間」
「鹿威し」
「御朱印」 300円 書置きでした。
あと10日もすれば近くの圓光寺、赤山禅院、曼殊院と大混雑すると思います。
拝観時間:9時~17時
拝観料:500円