京都 洛北「詩仙堂 丈山寺」
入口がこじんまりしていて控えめすぎて危うく通り過ぎるところでした。
元は侍であった石川丈山が徳川家を離れて京都にて文人として朱子学を学んで59歳(1641年)の時に詩仙堂を造営して31年間仙人の様な生活をおくっていたようです。
建造物は天災戦禍を逃れてほぼ造営当時のままであります。
趣のある入口
意図されているのか分かりませんが 人の顔?に見えます。
凹凸窠の詩仙の間から眺める庭園は手入れが行き届いていて何とも言えない「詫び寂び」を感じます。時間の経つのを忘れそうです。日頃のストレスも・・・
静寂の中 鹿威しのコン という音が響いていて心地よいアクセントになっています。
こちらの鹿威しは日本初と言われていますので是非庭園に降りて間近に見て聞いて下さい。
白砂に緑が映えます。これから赤が加わるともっと綺麗ですね。
少~し紅葉が色づいています。
「庭園側から見た詩仙の間」
「鹿威し」
「御朱印」 300円 書置きでした。
あと10日もすれば近くの圓光寺、赤山禅院、曼殊院と大混雑すると思います。
拝観時間:9時~17時
拝観料:500円
京都 洛北「八大神社」
一年のうち 秋晴れの特異日と言われている11月3日に洛北名刹巡りに出掛けました。
まだまだ紅葉には早いのですが 紅葉の時期の混雑を避けて参拝しました。が、朝早くから電車も満員でした・・・
でも南禅寺や永観堂に比べるとゆったりとしていましたので連休残り2日穴場だと思います。
まず一乗下り松「八大神社」
京の裏鬼門に位置して方除け、厄除け、縁結び、学業の神様として親しまれています。
今日もお宮参りや七五三のお参りに来られていました。
又1604年宮本武蔵が境内の「一乗寺下り松(いちじょうじさがりまつ)」において吉岡一門と決闘し、その決闘の前に参拝した神社と言われています。
神幸列の先頭を行く「剣鉾」 その姿はとても威厳を感じました。
「本殿」 現在の本殿は大正15年造営。総尾州檜造り
「宮本武蔵像」
2003年 八大神社御鎮座710年と武蔵決闘400年を記念して建立されました。
「祭礼用見開き御朱印」 500円
5月5日祭礼特別御朱印ですが今のところ事情が許す限り通年頂けるようです。
剣鉾や金印がカッコいいです。
あと10日もすればこちらも紅葉が色付き厳かで美しい景色になると思います。
拝観時間:9時~17時
すぐ手前が詩仙堂です。山の方に20分くらい行くと狸谷不動山があります。
お薦めはやはり午前中に有名どころは回られることだと思います。徒歩圏内にはまだまだ多くの神社仏閣がありますのでこれからの秋の紅葉狩りに是非訪れてみてはいかがですか。
京都 秋の「法然院」
浄土宗系の寺院で春と秋の喧騒に包まれる哲学の道を1本入るだけで閑静で趣のある寺院が現れます。
無料で自由に参拝できるのに、哲学の道と比べると訪れる人は凄く少なく穴場です。
藁葺きの山門はまるで額縁の様に見え美しいです。人の後ろ姿が映り込んでも絵になります。フォトポイントです。
写真は2016年秋の物です。
「白砂壇」
山門を入ってすぐの左右にあります。こちらは春に参拝したときの物で季節ごとに絵柄が変わります。春は桜、秋は紅葉です。
水を表す砂壇の間を通ると心身を清めて浄域に入ることを表します。
「石塔」
「地蔵菩薩像」
本堂正面の石段上にひっそりと鎮座されています。
本堂は通常非公開で春、秋に1週間程度公開されます。
2週間もすれば京都は紅葉観光客で賑わいます。昨年の紅葉の色づきは綺麗でしたが今年はどうなんでしょう。楽しみです。
決して大きな寺院ではありませんが喧騒とは無縁な趣のある寺院で何度も参拝して静かな時間を過ごしたくなります。
拝観時間:6時~16時
今秋の伽羅内特別公開 2017年11月1日~7日
京都 高級食パン専門店「La douce vie」
河原町今出川に9月15日オープンした「La douce vie」
3種類の食パンのみの販売です。
間口が小さいお店ですので通り過ぎてしまわないようにご注意を!
ジャポネーゼ(角パン) 国産小麦と天然酵母使用 730円
パンドミ(山形食パン) サクッともっちり 730円
プレミアム(角パン) エシレバター、カナダ産最高級小麦粉使用 1,000円
今回 1番好きなパンドミを購入しました。
次回以降使える100円券が2枚頂けました。
帰って早速焼かずにそのままのお味を堪能しました。
大人な優しい甘味としっとり、ふんわり、もっちりでとても美味しいです。
翌日はトーストすると 生の時とまた違い耳はサクッと中はやはりしっとりで少し甘味を感じてこれまた美味しい~
全体的にあっさりしていて大人セレブな感じですね。
ポールボキューズのバター風味が効いているパンも美味しいですが 最近は少しあっさり目が好みとなってきていましたので こちらの食パンはピッタリでした。
次回は思い切って「プレミアム」を購入しようと思います。
営業時間:10時~18時 売り切れ次第終了
京都 御朱印巡り
残念ながら京都三大祭りの1つ「時代まつり」が中止になりました。鞍馬の火祭は規模を縮小して行われるようです。情報を確認の上、気を付けて行ってらしゃいませ。
今日は今までに頂いた個性的な御朱印をアップします。
最近は御朱印ガール等 ブームとなっていますが勿論スタンプラリーとは違いますので参拝する事が一番大事です。
もともと、お経を書き写して寺院に収める納経の証しとして頂くものでした。
まず神仏に参拝してから なるべく小銭を用意して御朱印帳に書いていただいてる間は静かに待ちましょう。
頂く側もマナーは守って楽しく集めていきましょう。
宇治田原「正壽院」
右の季節限定には名前を記入いただけます。
泉涌寺塔頭「即成院」 紅葉季節限定
「今宮神社」見開き御朱印
上2枚 東福寺塔頭「勝林寺」
こちらは月、季節限定等々 沢山の御朱印あります
「六道珍皇寺」
宇治「黄檗寺」
かいばん(魚型の木魚の様な)が珍しい
「城南宮」庭園の梅が見頃の頃の御朱印
「御金神社(みかねじんじゃ」
金色の「金」の字が珍しい
「太田神社」杜若が有名です。愛らしいです
「石清水八幡宮」 八 の字が鳩です。
御朱印を頂くときに「鳩」でお願いしますと一言を!
「宝蔵寺」若冲ゆかり
赤、黒、青等々色とりどりの髑髏御朱印あり
御朱印を上手に頂くには私は「寺」と「神社」2冊に御朱印帳を分けています。
用紙の表だけに書いていただくのか、裏も書いていただくのかは特に決まりはないようです。用紙の厚さとか、個人の見解とかによるようですのでご自由にどうぞ。
御朱印を改めて見ると参拝した寺院の景色が蘇ります。
マナーを守って色々な寺院の歴史も知り、これからの季節 紅葉等楽しみましょう!
京都 八幡「走井餅」お店で頂きました。
京都府八幡市 京阪八幡駅近くにある
「やわた走井餅老舗」
江戸時代中期に大津の湧水「走井」を用いて創業された走井餅が6代目の時 明治時代に名水で名高い石清水八幡宮のお膝元に引き継がれました。
その後すぐに大津の本家は廃業されたそうですが直系として現在も京都八幡市で受け継がれています。
大津の「走り井餅」と何が違うのか不思議でしたが 大津は末裔の方が引き継がれていて見た目もお味も「やわた走井餅」と変わりがないように思います。
石清水八幡宮「一の鳥居」
よ~~く見てください! 八の字が鳩さんです。鳩は八幡神の使いと言われ境内のあちこちに見られます。
石清水八幡宮 一の鳥居前にお店があり 中で走井餅やぜんざい等が頂けます。何回か購入に訪れてはいましたが今回初めて店内で走井餅・お抹茶セット、いそべ焼き・煎茶セットを注文しました。
走井餅は大福のお餅と違い羽二重餅のように柔らかいお餅で甘さ控えめ餡を包んでいます。あっさりしていて小ぶりですので2個3個と食べられそうですよ。
「店内」
「店内から見たお庭」
「走井餅と栗抹茶羊羹・抹茶セット」 630円
「いそべ焼きと煎茶セット」 450円
店内では上記メニューの様な甘味以外にもうどんもある様でした。
*持ち帰りメニュー
走井餅5個入り630円、10個入り1200円(賞味期限翌日ですのでご注意を!)
栗餅 1個180円、鳩最中 1個170円
全体的にリーズナブルなお値段だと思います。店内にいる間も地元の方がお祝いのお餅やお赤飯を取りに次々来店されていました。地元の方にも愛されているお店だと思いました。
場所:京阪八幡市駅下車 直ぐ 一の鳥居正面
駐車場:お店の向かいに数台分あり
営業時間:午前8時~
京都 洛北紅葉で有名な「圓光寺」
秋も1日1日深まり1か月後には紅葉が楽しめることでしょう。
2015年の紅葉は色づきがが悪く残念な年となりましたが昨年は綺麗に紅葉した景色が見をれました。
さて今年は?
昨年の訪れた中で1番のお薦めは洛北に位置する「圓光寺」
1601年徳川家康が伏見に圓光寺を建立し学校としたことが始まりです。その後 相国寺➡今の一乗寺と移転しました。
京都の北部に位置するので冷え込みがあり紅葉も色鮮やかな色づきを見せます。
広くはない境内は紅葉の時期は凄い人となりますので朝早く参拝される方が良いと思います。
又紅葉時期(11月16日~11月22日)は申し込みで1日限定70名1,000円で早朝7時半~特別拝観が出来ます。
こちらで拝観できるとゆっくり紅葉が楽しめそうですね。
「十牛之庭」額縁の様に切り取った息をのむ美しい秋の景色です。
「水琴窟」静寂の境内によく合います。
「奔龍庭」平成の枯山水庭園です
境 内
何とも愛らしい! 何思う・・・
「御朱印」
市バス5番 一乗寺下り松下車 徒歩10分
拝観時間:9時~17時
拝観料:大人 500円
近くには曼殊院や赤山禅院があります。京都市バス1日券(500円)を使って効率的に拝観して京都を満喫しましょう!